春先、季節が移り変わる時期はお肌も不安定に
花粉などの影響でアレルギー症状が出たり気温の変化で自律神経が乱れることがお肌をゆるがしています
かゆみや赤み、ただれの症状は本当に辛い。。。いち早く治したいですよね
応急処置的に皮膚科に行くとステロイド剤やプロトピックなどが処方され
炎症を抑え、症状を治めるためには必要ですがそれをスキンケアクリームとして使い続けることはお勧めしません
最近よく話題になりますが、ヒルドイドローションやプロペト(白色ワセリン)を美容目的で使用されることも薬に頼りきりになり自力で水分油分のバランスを保つ力が失われてしまい
使用をやめると極度に乾燥し痒くなり薬に頼るという悪循環になります
あくまでも薬
スキンケア化粧品ではないので、それに頼らず健康的に維持できるお肌に変える必要があります
皆さんもよくご存知のワセリン
ドラッグストアでも販売され、しかも低価格
万能保湿剤として、各家庭に1つは常備されていたりしませんか?
保湿力があり、極度の乾燥肌やかゆみを感じるときに使われていて
一見とても安全性の高い塗り薬のように思われますが
実はワセリンには薬効成分は全く含まれていません
皮膚科でも処方されるので誤解されやすいのですが
ワセリンの原料は【石油】
100%成分はただの油です
お肌に塗っても安全な程度に石油を精製したものがワセリンです
ワセリン、白色ワセリン、プロペトは全部同じもので違いは精製度の高さだけです
ワセリンは100%油なので水と混ざることはなくお肌に塗ると油のベールを覆う状態になります
なので皮膚からの水分の蒸発を防ぎます
油なので、塗った後のペタペタする感覚もアレルギーでかゆみがある方には
かゆみを抑える上、保湿されてる安心感があるようです
ただ精製されてるとは言っても、元は石油
石油をお肌に塗り続ける事がお肌にとって最善の方法ではありません
お客様でも、スキンケアにワセリンを使用されている方がいます
その方達のお肌は赤黒く角質が硬くなりガサガサした状態
みなさま同じような肌質になっています
これは油が紫外線にあたり酸化して黒焦げしているのと
表面を油分で覆ったため正常にターンオーバーが働かなくなり
古い角質がどんどん蓄積されているからです
ワセリンの使用をやめると油の力に頼りきり
水分の保持力がすっかり失われたお肌はまた乾燥し痒くなり
だからワセリンを塗るという連鎖から抜け出せなくなります
運動しなければ筋肉が落ち、持久力が衰えるのと同じ
お肌も油に頼りすぎ、水分保持力が失われていきます
敏感にゆらいだお肌
かゆみ、炎症、赤み、カサつき
表面に見える症状は鏡を見るたび、お肌に触れるたびにストレスになる事を知っています
そこを突然に「お薬やめましょう」とは言いませんが
この先ずっと使い続けて悪化することはなくても
憧れる美肌には程遠くなります
必要のない薬に頼ることなく自力で潤いのある艶やかな素肌を取り戻してほしい
その道筋をRicoサロンではお伝えしています
少しずつ正しいスキンケアに軌道修正
同じ油分でも安心安全に使えるオイルを選びましょう
処方薬だから安全安心という思い込みを勇気を持って捨ててみてください
その先にあなたが理想とする素肌を手に入れられます