お化粧品を選ぶときに、配合されている成分も気になりますよね
お肌に優しくて、刺激が少なく、それでいて効果てきめんのもの!
その中でわかりやすい基準として
『無添加化粧品』というものがあります
皆さんは無添加化粧品にどんなイメージを持たれていますか?
Contents
無添加化粧品はお肌にいい?!
無添加の化粧品概念は実は難しく
各化粧品メーカーの中で、添加していない成分を強調するために
『無添加』と言う表現を使っています
なので100%添加物が無配合と言う意味ではないことを最初にお伝えしておきます
○○フリーなどメーカーが定めた添加しない成分を表記して無添加と詠っていても
それ以外の添加物は含まれていて
一見、強調された無添加表記に惑わされてしまいます
一般的に多いのが
合成香料、合成着色料、防腐剤、合成界面活性剤、アルコールなどを含まない=無添加
と宣伝コピーで使われています
無添加だから安全ということではなく、特定成分が使われていないと言うことなのです
・保存料無添加しか使いたくない
オーガニックコスメや保存料無添加の化粧品がたくさん出回り
いかにも科学的な成分が含まれていないようなイメージでお肌に優しい害のない化粧品と捉えている方も多いです
無添加である事に拘り、実際にRicoサロンで推奨する商品のパッケージを見て「これは使いたくないです」と言われたこともあります
そもそも保存料無添加の化粧品だからお肌にとって良いものなのでしょうか?
・保存料無添加の落とし穴
オーガニック、保存料無添加、自然派コスメなど呼び方は様々あります
デリケートなお肌質でも使える安心安全な化粧品というイメージを受けますが本当に保存料無添加だと思いますか?
例えば、、ペットボトルのミネラルウォーターを開封し常温で1週間置いてたとします
そのミネラルウォーターを1週間後、普通に飲めますか?
わたしは飲みたくないです!絶対腐ってますよね?!
そう、ミネラルウォーターも腐るんです
開封して3ヶ月程度使い続けるお化粧品に保存料が全く入ってなかったとしたら…?
当然、お化粧品も腐ってきます
保存料無添加といっても、必ず品質を安定持続させるために保存料は含まれているんです
・そもそも保存料とは、どんなもの?
保存料無添加でもオーガニックコスメでも100%天然成分だけでできていたら
開封してから、1日、2日で使い切らないと空気に触れて酸化して腐ってしまいます
基礎化粧品を1日、2日で使い切る事なんてないですよね
2ヶ月程度使用するのが一般的
なので、腐敗を防ぐために防腐剤無添加でも保存料は含まれています
石油系保存料とは実はパラベンだけではなく、他にも種類があります
パラベンよりも防腐効果が落ちる分、配合量が多い場合もありますし
表示指定成分にされていないとパッケージに記載されない成分が配合されてる場合もあります
・保存料無添加に惑わされないで
化粧品は必ず製造から3年は品質保持できるように定められているので
どんな製品でも、防腐効果のあるものが必ず含まれます
無添加の化粧品も実は無添加化粧品と詠っていない化粧品と
基本的な成分に大きな違いがないこともあります
選ぶ基準に無添加であることを踏まえてもいいと思いますが
決して無添加=安全な訳ではないことは知っていて欲しいことです